長浜市は16日、盆梅展用の苗木からモモやスモモなどが感染する「プラムポックスウイルス」(PPV)が確認され、感染木4本を含む19本を焼却処分したと発表した。西日本での確認は初めて。市は「古木への感染はない」と話している。 農水省によると、PPVは欧州や北米などで発生し、国内では昨春に東京都青梅市で初めて感染を確認した。アブラムシの媒介や接ぎ木などで感染する。「人には感染しない。感染すると葉に斑点、果実にシミ出るが、実を食べても健康に影響はない」としている。 市によると、PPVに感染したのは青梅市の業者から2003年に買った樹齢10年の苗木2本と、この木から接ぎ木した2本で、今月4日の神戸植物防疫所の調査で確認した。周囲への感染はなかったが、9日に国と県の立ち合いで隣接の15本も根から掘り起こして焼却したという。 市は「感染源と感染木が限られ、感染の拡大の可能性は低い。潜伏期間が2~3年で調査を継続して、あらためてアブラムシ類の防除を徹底する。栽培地の半径1キロ以内で、民間の木についても感染の有無を調べる」と話した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100616-00000033-kyt-l25