和歌山県は27日、4月25日に発生した低温による梅を中心とした農作物の被害額が1億4818万円で確定したと発表した。梅の低温被害は3月27日に次いで2回目。紀南地方では南高梅の出荷が始まっているが、収穫量の減少が心配されている。 被害を受けた作物は梅、柿、サンショウなど8品目。最も被害が大きい梅は、みなべ町や田辺市を中心に被害面積203・8ヘクタール、被害額9406万円に上った。低温で果実の組織が壊され、傷が付いたり、黒ずんだりした。 次いで被害が大きい作物は橋本市や紀の川市の柿で、被害面積32・5ヘクタール、被害額3251万円だった。 地域別の被害額は、みなべ町3863万円、田辺市2087万円、日高川町1888万円の順で、いずれも梅の被害だった。ほかに有田川町のサンショウ(被害額1207万円)、橋本市のブドウ(300万円)、白浜町や那智勝浦町の茶(計284万円)などの被害があった。 3月の低温で被害を受けた農家には、農協が最大200万円を融資する。県が金利の一部を補助し、貸付利率は1・7%になる。4月25日の被害農家も対象になるという。
5月28日17時5分配信 紀伊民報
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