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国産食材の利用促進に取り組む飲食店などが、赤提灯(ちょうちん)の代わりに「緑提灯」を掲げる運動に、学校では全国で初めて、すさみ町の周参見中学校(出口孝校長)が参加している。生徒に地産地消に関心を持ってもらう目的で、学校は「地場産品応援の学校」として届いたばかりの特注の緑提灯を玄関に飾っている。 緑提灯の運動は、飲食店などが、食材に国内産や地元産を利用していることをアピールするため「地場産品応援の店」と書かれた緑色の提灯を店頭に掲げる取り組み。40%しかない日本の食料自給率の向上と産業振興への狙いがある。農業食品産業技術研究機構・中央農業総合研究センター(茨城県つくば市)の丸山清明所長が提唱し、2005年4月に始まった。運動は全国2600店以上に広がっている。飲食店以外では、保育所や幼稚園、老人ホーム、知的障害者授産施設、農産物直売所なども参加している。 出口校長はテレビ番組で「緑提灯」の取り組みを知り、生徒に地産地消を考えてもらうための教材にしようと、事務局の水島明さん(64)=茨城県つくば市=に、提灯の購入を申し込んだところ「運動に賛同してくれるなら、ぜひ学校第1号になってほしい」と提灯を寄贈された。 提灯には星を五つまで書き込める。星の数は、登録者の意気込みなどを基に、自由に決められるが、飲食店の場合、国内産食材が総カロリーのうち、50%以上が星一つで、10%増えるごとに星を一つずつ加えるという目安がある。 出口校長は参考にするため、町内の小中学校の給食を配膳(はいぜん)している町給食センターに、計算を依頼。調査日はカロリーベースで90%が国内産、町内産も全体の50%だった。 出口校長は「星は五つでもいいと思ったが、生徒が成長する伸びしろを残して、四つにした。すさみ町は過疎高齢化が進んでいるが、農林水産業に元気になってもらうためにも、まず生徒に地元食材に興味を持ってもらい、地産地消について関心を高めてほしい」と力を込める。 2年の沖本れいか生徒会長(14)は「緑提灯を掲げて、地元食材について興味が出てきた。全国第1号校として、全国の人にイノブタなどすさみの食材をアピールできたら」と話している。 同校は地域学習で、地場産品についても学んでいる。1月には、東京都の有名シェフを招き地元食材を活用したイタリア料理の調理実習をした。 3月2日17時1分配信 紀伊民報 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100302-00000002-agara-l30
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